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福井県でイルカ被害

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福井県福井市浜住町の鷹巣海水浴場で7月29日、複数の海水浴客がイルカにかまれ、けがを負った。海水浴場を運営する鷹巣観光協会は、同日午後2時ごろから遊泳を禁止した。30日はイルカが苦手とされる超音波の発信器を増やすなど対策を強化して営業する方針。

鷹巣観光協会は7月8日の海開き以降、市から無償貸与された超音波発信器を沖合のブイに2~3機設置してきた。30日以降は最大6基に増やす。市の担当者は「浜茶屋などでイルカを見つけたら海から出るよう呼びかけているが、応じない人もいる。被害が続くと海水浴場の閉鎖にもつながりかねず、絶対にイルカに近づかないでほしい」と強く呼びかけている。